ワークショップ・レクチャー

『偶然の音楽』 『The Diver』 『友達』 『狂言劇場その伍』
世田谷パブリックシアター上演作品レクチャー2008秋

チラシ画像

2008年秋に上演する、世田谷パブリックシアターの主催公演4作品。このたび、作品の創作過程や背景のお話を通じて、これら4作品を違う角度からも楽しんでいただくレクチャーをご用意しました。
『偶然の音楽』、『友達』、『狂言劇場その伍』の演出をつとめる、白井晃さん、岡田利規さん、野村萬斎さんによる各講座では、今回の演出作品を手がかりに、演劇論そしてこれからの創作活動へと自由に発想を広げてお話いただきます。『The Diver (ザ・ダイバー)』では、能狂言研究家の小田幸子さんが、オリジナルの謡曲を出発点に、古典と現代を往還する野田作品の創作方法に迫ります。
またとない機会ですので、ぜひご参加下さい!

『偶然の音楽』の公演情報はこちらから
『The Diver』の公演情報はこちらから
『友達』の公演情報はこちらから
『狂言劇場その伍』の公演情報はこちらから

 
 
日程 2008年
9月23日(火・祝) 17時~18時30分 『偶然の音楽』/白井晃(演出家)
        世田谷文化生活情報センター4階 ワークショップルームA

9月28日(日) 16時~17時30分 現代能楽集IV『The Diver』/
        小田幸子(能狂言研究家)
        世田谷文化生活情報センター5階 セミナールーム

10月24日(金) 19時~20時30分 『友達』/岡田利規(演出家)
        世田谷文化生活情報センター5階 セミナールーム

11月12日(水) 15時~16時30分 『狂言劇場 その伍』/野村萬斎(演出家)
        世田谷文化生活情報センター4階 ワークショップルームA
 
 
講師 白井晃(しらい・あきら)
1957年生。演出家、俳優。遊◎機械/全自動シアター(83~02年)の活動を経て、現在は劇場プロデュースや様々な企画公演などで演出活動の場を広げている。音楽劇から硬質なストレートプレイまで、美意識の高い、緻密な舞台演出で定評がある。01年、02年と連続して、第9回、第10回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。05年『偶然の音楽』の脚色により湯浅芳子賞を受賞。

小田幸子(おだ・さちこ)
1949年生。能狂言研究家。「能の舞台装置」「能の演技と演出」「鬼女出立の変遷」等、歴史的変遷を軸に演出・演技面から能狂言を考察する論考を発表。世阿弥時代以後に盛行した観世信光らの風流能(スペクタクル的な能)に関する研究も多い。大学で古典芸能を教えながら、能狂言のドラマトゥルグや演劇批評など、研究と舞台・過去と現在を橋渡しする活動を行っている。

岡田利規(おかだ・としき)
1973年生。演劇作家、小説家。97年演劇ユニット「チェルフィッチュ」を旗揚げ。とらえどころのない日本の現在状況を巧みにあぶり出す手腕に高い評価を得る。また演出での特異な身体性は時にダンス的とも評価される。『三月の5日間』で第49回岸田戯曲賞を受賞。デビュー小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』(07年新潮社刊)にて第2回大江健三郎賞受賞。

野村萬斎(のむら・まんさい)
1966年生。狂言師。世田谷パブリックシアター芸術監督。国内外の能狂言公演に出演する一方、演出作品『敦-山月記・名人伝-』(05年初演)で紀伊國屋演劇賞、朝日舞台芸術賞を受賞。また『国盗人』(07年)は、狂言師のみならず現代劇の俳優・パフォーマーを交えたオリジナリティ豊かな演出により、シェイクスピア作品の新たな魅力を提示。
 
 
参加費 受講料:1回1500円/4回セット券5000円
■前売開始は2008年9月2日(火)10時~劇場チケットセンター(03-5432-1515、電話予約のみ取扱い) とオンラインにて発売。
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募集人数 各回とも30~50名
 
 
お問合せ 世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526
 
 
受付は終了致しました。
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