『考えるワークショップ』
演劇ワークショップ。
世田谷パブリックシアターは、いろいろな種類の、たくさんの数の演劇ワークショップを行っています。
それは、たいてい「理屈抜きで」とか、「ややこしい話は抜きにして」といえるタイプのものでした。
でも、今回、ちょっと変わったワークショップをやってみたいと考えました。
考えたその名は、「考えるワークショップ」。
作品をつくったり、技術を磨いたりが目的ではなく、お題やテーマを掲げて、それを考えるワークショップを開きます。
しかし、あくまで、演劇ワークショップ。
さあ、みなさん、
頭とカラダ、全身で考えてみましょう。
日程 |
〔その1:公共〕 6月4日(水)18時30分~21時30分 進行:柏木陽 テーマの事を色々な形で考えてみるワークショップを行ってみようと思います。 今回のテーマは「公共」 「公共」という言葉をつらつら考えていて言葉をくっつけると、公共トイレとか公共マナーとか公共空間とか公共言語なんて言葉が頭の中に出てきました。 人と人とが出会うとなぜだか人は無条件で同じ規範があると思いがちなんですけど、実は育ってきた背景も違うし人それぞれ何を大事にし何が嫌いかなんてずいぶん違うもの。 その違いが見えてくると「公共」ってことが少しは見えてくるかななんて思いまして、そんなことを考えるワークショップをしてみたいと思います。 〔その2:テーマを探す〕 6月5日(木)・12日(木)18時30分~21時30分 進行:すずきこーた 新聞、テレビ、インターネット…。様々なメディアで情報は発信されています。 でも、なんとなく分かっているようで分かっていないこと(ニュース等)って結構ありませんか? 理由は様々です。興味がないとか、外国旅行をしていて乗り遅れたとか、そもそもが分かりにくいとか。 そんな「分かっているようで分かってない」または「気になるけどよく分からない」ことを、演劇を通して考えてみたいと思います。 劇場の外でも演劇を活用したいと思っている方、そうでもない方も、一緒に考えてみませんか? |
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場所 | 世田谷パブリックシアターけいこ場 |
講師 |
《講師プロフィール》 ●柏木陽 1993年、演劇集団「NOISE」に参加し、演出家・劇作家の故・如月小春とともに活動。 2003年にNPO法人演劇百貨店を設立し、全国各地で子どもたちとともに独自の演劇空間を作り出している。世田谷パブリックシアターでは、「かなりゴキゲンなワークショップ巡回団」などで進行をしている。 演劇百貨店のホームページはこちらから ●すずきこーた 俳優、ワークショップ・ファシリテータ。 劇場や教育現場での演劇創作の他、在日外国人との演劇創作、日常や社会の問題を演劇で考えるフォーラムシアターを作るなど、多岐にわたり活動中。 現在、神奈川県立大師高校非常勤講師(演劇表現担当)。 世田谷パブリックシアターでは「地域の物語」「小学生のためのワークショップ」等を進行。演劇デザインギルド理事 演劇デザインギルドのホームページはこちらから |
参加費 |
〔その1〕 500円 〔その2〕 1,000円(2日分) |
対象 | どなたでも(その2は両日とも参加できる方優先) |
募集人数 | 定員:20名 |
申込み方法 |
適当な紙に、(1)希望日 (2)住所 (3)氏名(ふりがな) (4)電話番号 (5)年齢 (6)ワークショップや演劇の経験 (7)ひとこと を書いて 郵送、又はファックス(Fax: 03-5432-1559)するか、 下記申し込みフォームからお申し込みください。 《郵送先》154-0004 世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー 世田谷パブリックシアター「考えるワークショップ」係 |
お問合せ | 世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526 |
受付は終了致しました。
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