ワークショップ・レクチャー

『 プロデューサーの仕事』
パブリックシアターのためのアーツマネジメント講座 2008

世田谷パブリックシアターのこれまでの事例に基づいて、舞台芸術作品のプロデュースについて実践的にお話ししていきます。また、公共劇場で働くプロデューサーに求められる役割、能力は何であるのか、作品を創造していく際にどのような視点を持ち続けている必要があるのかということについても触れながら、「公共劇場におけるプロデューサーの仕事」にせまっていきたいと思います。

※なお、本講座は、世田谷パブリックシアターレクチャー2007『プロデューサーの仕事』と内容が重複する部分がございます。ご了承下さい。
※4/24(木)より担当講師の日程に変更がありましたので、ご確認ください。

 
 
日程 2008年
5月7日(水)、8日(木)、13日(火)、28日(水)、6月10日(火)19時~21時
 
 
内容 ●5月7日(水)「舞台芸術の制作―演劇を中心に 1」 講師:根本晴美
演劇制作に必要なポイントを実例を交えてわかりやすく解説いたします。
●5月8日(木)「舞台芸術の制作―演劇を中心に 2」  講師:穂坂知恵子
演劇制作の現場でプロデューサーが担う仕事について具体例をあげて説明します

●5月13日(火))「国内演劇作品のプロデュース 」 講師:根本晴美
「三文オペラ」「偶然の音楽」など実際にプロデュースした作品を例に、企画立案から公演終了までをお話します。
●5月28日(水)「国際共同製作作品のプロデュース」  講師:穂坂知恵子
「エレファント・バニッシュ」や「春琴」の実例を踏まえて、国際共同制作の問題点や課題等を解説します。

●6月10日(火)「世田谷のダンスプログラムを中心に」 講師:楫屋一之
この10年の世田谷パブリックシアターのダンスプログラムを素材に、制作全般について考えながら、これからの作品創造の在り方を探っていきます。
 
 
場所 世田谷文化生活情報センターセミナールーム(キャロットタワー5階)
 
 
講師 《プロフィール》
穂坂知恵子(ほさか・ちえこ)
世田谷パブリックシアタープロデューサー。東京グローブ座制作部を経て、96年より現職。タイ版「赤鬼」(野田秀樹作・演出・出演)、「まちがいの狂言」(野村萬斎演出・出演)、「エレファント・バニッシュ」(村上春樹原作、サイモン・マクバーニー演出)、「アンデルセン・プロジェクト」(ロベール・ルパージュ作・演出)、「春琴」(谷崎潤一郎原作、サイモン・マクバーニー演出)など、数多くの海外共同製作作品をプロデュースするだけでなく、テアトル・ド・コンプリシテ、ピーター・ブルックなど第一線で活躍する演劇人の作品を招聘。日本の舞台芸術界の活性化を担う。次回制作作品は「The Diver」(野田秀樹作・演出・出演)をロンドンのソーホー劇場とシアタートラムで上演予定。

根本晴美(ねもと・はるみ)
世田谷パブリックシアタープロデューサー。劇団四季、こどもの城劇場事業本部(青山劇場・青山円形劇場)などを経て96年世田谷パブリックシアター開場準備室にスタッフとして参加。98年より現職。ストレート・プレイ、音楽劇、ダンス、こどもの劇場(親子で楽しめる舞台企画)、ワークショップなど幅広い分野でプロデュースを 手がける。 現在はこどもの劇場2008「にんぎょひめ」をポケットシアターと称して、09年東京近郊含め都内14か所を半月で公演するプロジェクトにチャレンジ中。

楫屋一之(かじや・かずゆき)
世田谷パブリックシアタープロデューサー。70年代半ば、大学在学中より実験的な演劇活動を開始。83年から、如月小春(劇作家・演出家)を代表とする集団「NOISE」のプロデューサーとして、同グループを中心に、映像、コンピュータ等を駆使した演劇・パフォーマンス公演、及び、公共ホール、美術館等でのワークショップ等の事業をプロデュース。97年より現職。99年よりダンスプログラムの企画・制作を担当し、コンテンポラリーダンス、舞踏等のプロデュース。01年より「トヨタコレオグラフィーアワード」選考委員。
 
 
参加費 7,500円(全5回)
※受講初日に会場にてご精算いただきます。
 
 
募集人数 定員30名
※先着順に受付いたしておりますが、万が一定員に達してご参加いただけない場合はご連絡いたします。
 
 
申込み方法 下記申込みフォームか、または劇場(03-5432-1526)までお申込みください。
 
 
お問合せ 世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526
 
 
備考 [助成] アサヒビール芸術文化財団
 
 
受付は終了致しました。
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