「学芸の仕事」
世田谷パブリックシアターレクチャー2007
世田谷パブリックシアターは、学芸セクションが設けられた公共劇場の先駆けとして、この10年間、公共劇場は地域とどのようにつながっていくことが出来るのか、そしてそのために何を学芸が担いうるのかを考えて活動を続けてきました。今回の講座では、この10年間を踏まえながら、これまでの世田谷パブリックシアターの学芸の事業を紹介していきます。
私たちの考える公共劇場の社会的役割は何かという理念的な話から、理念を具体化するために、どのように事業を展開してきたかという実践的な話までを扱いつつ、みなさんと共に、公共劇場が地域に根ざしていくためには、どのような活動をしていくべきなのかということを考えていきたいと思います。
日程 |
2007年 8月1日(水)・3日(金)・7日(火)・10日(金) (全4回) 各日19時~21時 ※受付は15分前より開始、お申込後キャンセルの場合は必ずご連絡ください。 |
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内容 |
2007年 8月1日(水) 第1回 「世田谷パブリックシアターの学芸が目指してきたこと」 (講師:松井憲太郎) 8月3日(金) 第2回 「ドラマトゥルクの作業」 (講師:松井憲太郎) 8月7日(火) 第3回 「劇場と学校をつなぐ普及活動を巡って」 (講師:小宮山智津子) 8月10日(金) 第4回 「地域に根ざしたワークショップに向けて」 (講師:川島英樹) ※各回の内容は受講者数や進行状況によって変わる場合があります。 |
場所 | 世田谷文化生活情報センター セミナールーム(キャロットタワー5階) |
講師 |
[プロフィール] 松井憲太郎(まつい・けんたろう) 世田谷パブリックシアタープログラムディレクター、演劇批評家。80年代、劇団黒テント在籍中に制作者、批評家として活動を開始。89年から世田谷パブリックシアターの計画に参画し、現在はプログラムディレクターとして公演および学芸プログラムの企画立案を統括する。 小宮山智津子(こみやま・ちづこ) 世田谷パブリックシアター学芸。ぴあ編集アシスタントを経て、(財)現代演劇協会/三百人劇場に所属。97年世田谷パブリックシアター創立に参加し、学芸事業の企画・実施をおこなっている。また、戯曲翻訳もてがけ、『ピッチフォーク・ディズニー』で湯浅芳子賞受賞。ロンドン・シティ大学芸術運営学科修士。 川島英樹(かわしま・ひでき) 世田谷パブリックシアター学芸。世田谷パブリックシアターの立上げに、開館前の88年より携わる。世田谷パブリックシアターのワークショップを担当。 |
参加費 |
6,000円 ※参加費は、受講当日に会場にてご精算いただきます。 |
募集人数 | 30名 (先着順、定員になり次第受付終了) |
申込み方法 | 下記申込みフォームか、または劇場(03-5432-1526)までお申込みください。 |
お問合せ | 世田谷パブリックシアター学芸 03-5432-1526 |
備考 | [助成] アサヒビール芸術文化財団 |
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