『死のバリエーション』―作品をめぐって
上演作品をめぐるレクチャーシリーズ2007 『死のバリエーション』
2007年5月にシアタートラムで上演された『死のバリエーション』(ヨン・フォッセ作、アントワーヌ・コーベ演出)を振り返るレクチャーを実施いたします。
ご興味のある方は是非ご参加下さい。
日程 |
2007年7月11日(水)19時~20時30分 ※受付は15分前より開始します。お申込後キャンセルの場合は必ずご連絡ください。 |
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内容 |
ノルウェーの鬼才、ヨン・フォッセによる戯曲『死のバリエーション』。 この作品に、永井愛の『見よ、飛行機の高く飛べるを』(2004年)の演出で注目を集めたアントワーヌ・コーベが、日本人俳優・スタッフと共に挑みました。 ノルウェー語からフランス語に訳されたフランス語版の戯曲を元に、演出・翻訳が行われた今回、ヨン・フォッセの独特の文体を日本語にしていく際の翻訳の課題は何だったのか? ヨン・フォッセの世界観はどのように舞台化されていったのか? 日本人の俳優と共に作業することで、戯曲はどのような広がりを持ったのか? 演劇評論家の佐伯隆幸さん、翻訳を担当した長島確さんをお招きし、本作品の学芸を担当した世田谷パブリックシアターの石井惠と共に、『死のバリエーション』にさまざまな角度から切り込んでいきます。 |
場所 |
世田谷パブリックシアター 稽古場C ※低層棟2階技術部(シアタートラム上部)よりお入り下さい。分からない場合は03-5432-1526(世田谷パブリックシアター受付)までお電話下さい。 |
講師 |
[プロフィール] 佐伯隆幸(さえき・りゅうこう) 演劇評論家、学習院大学教授。専門はフランス演劇のなかでも近代以降のフランス演劇史。批評家としては、アングラ期以来の日本の現代演劇の動向を追う。 著書:『異化する時間』(晶文社)、『「20世紀演劇」の精神史-収容所のチェーホフ』(晶文社)、『最終演劇への誘惑』(勁草書房)、『現代演劇の起源―60年代演劇的精神史』(れんが書房新社)、『記憶の劇場 劇場の記憶』(れんが書房新社)。 長島確(ながしま・かく) 翻訳家、ドラマトゥルク、東京芸術大学非常勤講師。『死のバリエーション』翻訳を担当。 参加作品:『ベケット・ライブ Vol.3~6』、『4.48 サイコシス』、『アトミック・サバイバー』(阿部初美演出)、『アンヌ・マリ』(宮沢章夫演出)、『Re:Re:Re:place 隅田川と古隅田川の行方(不明)』(高山明演出)ほか。 舞台字幕:『ハムレットの悲劇』(P・ブルック)、『月の向こう側』(R・ルパージュ)ほか。 訳書:ベケット『いざ最悪の方へ』。 |
参加費 | 1,000円 ※受講料は、受講当日に会場にてご精算いただきます。 |
募集人数 | 定員20名(先着順、定員になり次第終了) |
申込み方法 | 下記申込みフォームか、または劇場(03-5432-1526)までお申込みください。 |
お問合せ | 世田谷パブリックシアター 学芸 03-5432-1526 |
備考 | [世田谷パブリックシアターシアターフレンズ] アサヒビール株式会社 |
受付は終了致しました。
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