上田秀一郎／はせみきた／田代誠／辻佑／ジョー・スモール

　日本各地で活躍する若手太鼓奏者の中から、林英哲の音楽に共鳴する実力者がそろう太鼓ユニット・英哲風雲の会。
彼らのショーケースライブが一夜限りで行われます。林英哲コンサートのアンサンブルとしてだけでなく、独自の演奏活動も行い、海外でも公演を行う迫力のライブパフォーマンスは注目です。

【英哲風雲の会】（えいてつふううんのかい）
　日本各地で活躍する若手太鼓奏者の中から、林英哲の音楽に共鳴する実力者が揃う太鼓ユニット。1995年、林英哲作曲の大太鼓合奏曲『七星』の演奏のために結成。その後、林英哲コンサートのアンサンブルメンバーとして活動する他、独自の演奏活動も行う、いずれも次世代を担う俊英たちである。
07年は林英哲ソロ活動25周年記念公演では初のオーケストラとの競演、その後もドイツなど海外でも林英哲と共にオーケストラと競演している。近年は、三響会主催の和洋音楽家が競演するコンサート『珠響（たまゆら）』にレギュラー参加、歌舞伎界の若手、中村勘九郎・七之助兄弟とのコラボレーションツアー／錦秋公演『芯』に出演するなど様々なジャンルのアーティストからも注目を集めている。また12年9月には国立劇場主催『日本の太鼓』公演で、林英哲監修の元『光の群像』と題しメンバー創作曲中心でトリを務めるなど、「英哲風雲の会」単独で国内外の公演も行い、その圧倒的な迫力とライブパフォーマンスは大反響を呼んでいる。

※「風雲の会」とは広辞苑に〈英傑などが時機に乗じて志を達する好機〉とあり、活動の精神と通うことから会の名に転用した。
今回参加するのは5名
上田秀一郎、はせみきた、田代誠、辻祐。そしてジョー・スモールの参加も決まりました。

【メンバーの紹介】
●上田秀一郎（うえだ しゅういちろう）兵庫県出身　
太鼓ソリスト最高峰、林英哲に師事し「英哲風雲の会」のメンバーとして国内・海外での林英哲ツアーコンサートに出演。ソロ活動では、ジャンルを越えた様々なアーティストたちと共演し独自の音楽世界を表現し続けている。2008年より平成中村座「夏祭浪花鑑」に太鼓奏者として出演し、ドイツ・ルーマニア公演、コクーン歌舞伎、信州まつもと大歌舞伎に出演。上田の太鼓が、囃子の一楽器としてではなく、舞台演出として歌舞伎の舞台に登場するのは初めての事として話題を呼び、同演目で毎公演出演。2011年国交50周年記念公演として中東ツアー、また2012年5月22日東京スカイツリーグランドオープニングで演奏するなど、ソリストとしての活動も国内外に広げている。

●はせ　みきた（はせ みきた）静岡県出身　
太鼓デュオ「ようそろ」を結成、独自の演奏スタイルで、国内各地でのコンサート／ライブに加え、海外公演、太鼓演奏での映画出演、学校公演／ワークショップなど、幅広い活動を展開中。2000年より「英哲風雲の会」に属し、師匠・林英哲の下数々の大舞台で太鼓ソリストとしての研鑽を積む。2011年、初の完全ソロ公演を実施。上妻宏光（三味線プレイヤー）、土井啓輔（尺八）、かりん（25絃箏・うた）、大藏基誠（狂言師）、林正樹（ピアノ）など様々なアーティストとの交流を深めながら、新しい舞台芸術作品の創作に取り組む。

●田代 誠（たしろ まこと）福岡県出身
2004年、和太鼓の第一人者「林英哲」率いる「英哲風雲の会」に参加。09年には自身の独奏公演「無量百千万億載阿僧祇」を開催し多大な評価を受ける。
2011年錦秋特別公演「芯2011」に出演、全国９ヶ所で演奏した。またシンガポールで松下功作曲による飛天三部作「飛天の舞、飛天の祈り、飛天遊」（指揮：ダグラス・ボストック/ウィンドオーケストラ：THE PHLHARMONIC WINDS）で初めてソリストとしてオーケストラと共演した。
日本の伝統芸能、古典芸能、民族芸能などから触発され、現代にも通じる舞台芸術や演奏活動を行い新作演劇やパフォーミングアートなど、音楽のみならず様々な芸術分野とも共演している。

●辻 祐 （つじ たすく） 福岡県出身
12歳で林英哲の舞台に感銘を受け太鼓奏者を志し、新しい表現分野としての太鼓を模索。
高校時代に部活動で剣詩舞と出会い大学進学後は 日本壮心流 三世宗家 入倉昭山に師事。2010年大学卒業を期に、関東に拠点を移し、現在では本格的に林英哲に師事の元、風雲の会最年少メンバーとして活動の場を広げている。

［出演］　英哲風雲の会（上田秀一郎／はせみきた／田代誠／辻佑／ジョー・スモール）

林 英哲コンサートスペシャル2013『林 英哲 / 迷宮の「鼓美術少年」』の公演情報はこちらから

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