『MANSAI◎解体新書 その弐拾壱 「喜劇」~笑いのメカニズム~』
~言霊・音霊(ことだま・おとだま)のリプレゼンテーション~
友の会会員先行予約 11月24日(土)~12月5日(水)
せたがやアーツカード会員先行予約 12月1日(土)~5日(水)
※先行発売期間は、販売予定枚数が終了次第、受付を終了しますのでご了承ください。
野村萬斎 伊東四朗 ラサール石井 |
●解体新書とは
現代芸術の世界を構成しているさまざまな分野、要素をパーツに分け解体しながら、それぞれの成り立ちと根拠をあらためて問い直すシリーズです。新たな「日本演劇」の創造と劇場の基礎づくりを目的に、毎回多彩なゲストをお招きし、お互いの専門分野を駆使しながら、共通する必要不可欠なもの=「表現の本質」を探っていく企画です。通常の公演とは一線を画し、内容によって、スタイルもその都度変わるフレキシブルなものを考えております。舞台進行は、野村萬斎がホスト役となり、ゲスト・アーティストと〈トーク&パフォーマンス〉を繰り広げていくものです。ただ一方的に観て、楽しむというだけではなく、より深く舞台芸術を楽しみたいと願っている観客に向けて、その真髄を発信することを目指しています。
●今回のテーマは「喜劇」
舞台上で演じられる「笑い」をあらためて考えてみます。
狂言の舞台も、喜劇・軽演劇の舞台も、そこには、しっかりと練り上げられた台本をきちんと演じることによって生まれる〝生の笑い〞が存在します。「笑い」を創り上げていくものは何なのか? 喜劇役者として、芸歴55年、今なお大活躍している伊東四朗氏と俳優・演出家としても 定評のあるラサール石井氏をゲストに招き、狂言師野村萬斎と「喜劇」の本質を語り合います。
[出演]
野村萬斎(のむら・まんさい)
1966年東京生まれ。狂言師。世田谷パブリックシアター芸術監督。人間国宝・野村万作の長男。重要無形文化財総合指定者。「狂言ござる乃座」主宰。
国内外の能狂言公演はもとより、舞台『子午線の祀り』『オイディプス王』『ハムレット』『藪原検校』、映画『陰陽師』『のぼうの城』に主演。『まちがいの狂言』では狂言の技法を駆使した舞台を、『国盗人』では古典芸能と現代芸術の融合を図る舞台を演出・主演。2012年3月には三島由紀夫作『サド侯爵夫人』の演出を務める。
2013年2月には構成・演出・主演を務め、新演出に挑む『マクベス』の上演が控えている。また、NHK Eテレ「にほんごであそぼ」に出演するなど幅広く活躍。99年文化庁芸術祭演劇部門新人賞、2003年芸術選奨文部科学大臣新人賞等を受賞。05年『敦―山月記・名人伝―』の構成・演出等で紀伊國屋演劇賞、朝日舞台芸術賞を受賞。
主な著書に『萬斎でござる』(朝日新聞社)、『狂言サイボーグ』(日本経済新聞社)、『狂言三人三様 野村萬斎の巻』(岩波書店)、『MANSAI◎解体新書』(朝日新聞出版)などがある。
伊東四朗(いとう・しろう)
1937年東京生まれ。75歳。喜劇役者。58年に軽演劇の石井均率いる劇団「笑う仲間」に参
加し浅草松竹演芸場でデビュー。61年に三波伸介、戸塚睦夫と「ぐうたらトリオ」を結成、62年には「てんぷくトリオ」と改名、お茶の間の人気を博す。65年の日本テレビ『九ちゃん!』でレギュラーに抜擢される。75年のTBS『笑って!笑って!60分』では小松政夫演じる「小松の親分さん」との絶妙な掛け合いで一世を風靡。76年のテレビ朝日『みごろ!たべごろ!笑いごろ!!』では、「ベンジャミン伊東」の名で唄い踊った「電線音頭」が大ブレイク。83年にはNHK連続テレビ小説『おしん』の父親役を演じ、シリアスな演技で評価を得る、以後も多数のテレビドラマ・映画・クイズ番組や歌番組の司会、そして、ラジオのパーソナリティーとしても多彩ぶりを発揮している。八面六臂の活躍の一方で、「笑い」にこだわった舞台を創りだしている。97年三宅裕司とコントライブ『いい加減にしてみました』(2002、2010にも上演)、04年には「伊東四朗一座旗揚げ解散公演」を上演。好評を博す。現在不定期ではあるが、年一回は舞台に出演。“喜劇役者としてのこだわり”を持ち続けている。
主な著書に『この顔で悪いか!』『この顔でよかった!』『ボケてたまるか!』(以上集英社)
などがある。
ラサール石井(らさーる・いしい)
1955年大阪生まれ。タレント、俳優、声優、演出家。渡辺正行・小宮孝泰とコント赤信号を結成し、1980年花王名人劇場にてテレビデビュー。その後、多くのバラエティ番組に出演し人気を博す。知性派お笑いタレントとしてだけでなく、俳優としても多くの作品に出演し才能を発揮。また、脚本・演出家としても小劇場から商業演劇まで幅広く作品を手掛け、数多くの舞台人からの信頼も厚い。加えて書籍、エッセイの執筆など、その活動は多岐にわたる。最近の主な出演作品に、舞台『7Days Judgement-死神の精度』(2009)、『落語日本花吹雪』(2012)、『英国王のスピーチ』(2012)、映画『TOKYOてやんでぃ』(2012)、ドラマ『カーネーション』(NHK)、『女三代如月法律事務所』(TX)、演出作品に『オーデュボンの祈り』(2011)、『志村魂』(2011)、『トノに降る雨』(2012)、『ナイロンのライオン』(2012)などがある。主な著書に『ラサ−ル石井のコンビニ御膳』(文芸社)、『笑いの現場〜ひょうきん族前夜からM-1まで』(角川SSC新書)などがある。
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世田谷パブリックシアターでは、ご観劇をサポートさせていただくサービスを行っております。
●聞こえにくい方向けの音声サポートシステム
トークショーや落語などマイクを使って話をする催物では、音声が聞こえにくい方向けのサポートシステムをご利用いただけます。『MANSAI◎解体新書 その弐拾壱 「喜劇」~笑いのメカニズム~』の公演では、当日劇場ロビーにて、無料で機器のお貸出をいたします。(事前予約の必要はございません)
ぜひご利用ください。
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[企画・出演] 野村萬斎
[出演] 伊東四朗/ラサール石井
2013年1月
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※前売券は、公演日前日の19時まで劇場チケットセンター(店頭&電話)&劇場オンラインチケットにて受付いたします。
※当日券は、開演の60分前より、キャロットタワー3階世田谷パブリックシアター劇場入り口右手のテーブル当日券受付にて販売いたします。
※未就学児童はご入場いただけません。開演後は本来のお席にご案内できない場合がございます。ご了承ください。
高校生以下 2,000円(世田谷パブリックシアターチケットセンターのみ取扱い、年齢確認できるものを要提示)
U24 2,000円(世田谷パブリックシアターチケットセンターにて要事前登録、登録時年齢確認できるもの要提示、オンラインのみ取扱い、枚数限定)
※友の会会員・せたがやアーツカード会員割引はございません。
世田谷パブリックシアターチケットセンター | 03-5432-1515 パソコン(要事前登録。24時間受付) 携帯:http://setagaya-pt.jp/m/ |
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U24 (アンダー24) |
(世田谷パブリックシアターチケットセンターにて要事前登録、登録時年齢確認できるもの要提示、オンラインのみ取扱い、枚数限定) |
世田谷パブリックシアター、シアタートラムとも車椅子のままご観劇いただける車椅子スペースがございます。定員に限りがございますので、ご利用にあたり予約が必要です。
【料金】:該当エリアチケット料金の10%割引【付添者は1名まで無料】
【申込】:03-5432-1515 劇場チケットセンター
ご利用希望日の前日の19時まで受付けますが、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにご予約ください。また、お座席でご観劇になる場合も、スムーズにお席にご案内させていただきますので、予め劇場までご連絡ください。
世田谷パブリックシアター、シアタートラムで行われる、前売入場券を販売する公演では基本的に託児サービスがございます。
【料金】:2,000円(1名につき)
【対象】:生後6ヶ月以上9歳未満
【申込】:03-5432-1526 世田谷パブリックシアター
ご利用希望日の3日前の正午まで受付けますが、定員になり次第締め切らせて頂きます。お早めにご予約ください。また、障害のあるお子様についてはご相談ください。
委託:キッズルーム・てぃんかぁべる三茶
世田谷パブリックシアターチケットセンター03-5432-1515