『にんぎょひめ』（09年より）　撮影＝石川純

　　　　　　　　　　

左から　大方斐紗子／松橋登／豊島理恵／楠原竜也／萩窓子

グリーティングカード（表・裏）

こどもの劇場2010『にんぎょひめ』をお楽しみに！ 公演チケットは世田谷パブリックシアターチケットセンターほかにてお取り扱い中です。 皆さんのご来場心よりお待ちしております。
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劇場ツアー開催
前回までのご観劇後の感想を、ご紹介しています。


《プロフィール》
【脚本・演出】
テレーサ・ルドヴィコ（Teresa Ludovico）　
演出家、俳優。16年間に渡りテアトロ・キズメットで脚本、演出を手がける。01、03年にシアタートラムでも上演した代表作『美女と野獣』は、シンプルな舞台と生の音楽、幻想的なヴィジュアル、ドラマティックなストーリー展開で子どもたちの想像力をかき立て、イタリア・イギリス・フランス・スイス・日本など世界各国で賞賛を浴び、3年以上に渡るロングラン上演を行う。イタリア国内で2002年シーズンの子どもと青少年向けの演劇ベストワン（lo stregagatto賞）受賞。また上演活動の傍ら、知的障害を抱える俳優たちや、地元の女性刑務所の囚人たちとの演劇創作にも積極的に取り組んでいる。05、06年には日本の俳優や音楽家の出演する『雪の女王』を、07、08、09年には『にんぎょひめ』を演出し、世田谷パブリックシアターをはじめ全国の劇場で上演、海外でも06年にこども向けオペラ『豚飼い王子』を創作、ヨーロッパ版『雪の女王』『にんぎょひめ』と共にヨーロッパ各国で上演している。09年に最新作として創作した『モリエール』が高く評価されている。

【出演者】
●大方斐紗子（おおかた ひさこ）／俳優
劇団俳優座付属養成所出身。演技だけでなく歌唱力にも定評があり、数々の舞台及びミュージカルで活躍。主な舞台作品に『街の灯』（ひとりミュージカル）、『イサドラ When She Danced 』（ロバート・アラン・アッカーマン演出）、『蜘蛛女のキス』（ハロルド・プリンス演出）、『アイ・ラブ・坊ちゃん2000・2007』（音楽座ミュージカル）、『娘よ』（石井ふく子演出）、ミュージカル『ハロルド＆モード』（勝田安彦演出）、06・08年『出番を待ちながら』（末木利文演出）、07年『ラーメン・ガールズ』（ロバート・アラン・アッカーマン演出）、09年『風のガーデン』（フジテレビ）、『ウィンドミル・ベイビー』（演劇集団楽天団プロデュース公演）、09年・10年『エディット・ピアフに捧ぐ』など。世田谷パブリックシアター主催公演『ミレナ』（佐藤信演出）、『見よ、飛行機の高く飛べるを』（アントワーヌ・コーベ演出）にも出演。05、06年『雪の女王』に続き、『にんぎょひめ』には07年初演から、テレーサ・ルドヴィコ演出作品には4年連続での出演となる。

●松橋 登（まつはし のぼる）／俳優
劇団四季研究所出身。入所一年目に『白痴』の主役でデビュー。その後、『ハムレット』、『トロイ戦争は起こらないだろう』で主役を務める。この他にも、『ロミオとジュリエット』『ペテルブルグの夢』『どん底』『忘れな草』『アイ・ラブ・坊ちゃん』『屋根の上のバイオリン弾き』など数多くの舞台作品に出演。09年、俳優座劇場主催・西川信廣演出『十二人の怒れる男たち』では、No.8役を名演し、その知的で繊細な風貌から「新劇界のプリンス」と称され、人気を博し、舞台、映画、テレビドラマなどで活躍の場を広げる。『にんぎょひめ』は、08年再演からの出演となる。

●豊島理恵（とよしま りえ）／オペラシアターこんにゃく座歌役者
東京生まれ。劇団俳優座付属演技研究生を経て、01年オペラシアターこんにゃく座に入座、現在に至る。演劇と音楽の両方を楽しむ独創的なオペラをつくり続けるこんにゃく座で、数多くの作品に出演。透明感のある歌声に定評がある。主な出演作に『まげもん』（麻役）、『フィガロの結婚或いは狂おしき一日』（ケルビーノ役）、『森は生きている』（むすめ役）、『Opera club Macbeth』、『変身』、『三文オペラ』などに出演。近年ではこども参加オペラ作品のワークショップ、ファシリテーターも務める。05、06年『雪の女王』に続き、『にんぎょひめ』は07年初演から、テレーサ・ルドヴィコ演出作品には4年連続での出演となる。

●楠原竜也（くすはら たつや）／ダンサー・振付家
ダンサー・振付家。玉川大学卒業。02年「APE」を結成。国籍・年齢・性別を問わず「多くの方にHAPPYを届ける」をテーマに作品を創作。国内外にて公演を行う。近年より、小学生から一般向けのワークショップや、学校等へのアウトリーチも積極的に行ない、表現活動と教育活動を同時に実現することを目指している。世田谷パブリックシアターでは、小学生向けのダンス・ワークショップなど。08年より法政大学非常勤講師。08年文化庁新進芸術家海外留学制度の研修員としてイタリア・バーリにて研修。平成21・22年度財団法人地域創造公共ホール現代ダンス活性化事業登録アーティスト。05、06年『雪の女王』、07年から『にんぎょひめ』、09年から『旅とあいつとお姫さま』とテレーサ・ルドヴィコ演出作品には6年連続での出演となる。

●萩 窓子（はぎ まどこ）／俳優・パーカショニスト
桐朋学園大学短期大学部演劇科卒業。1987年より95年までパフォーマンス集団「時々自動」に参加。以来、シアターコクーンの『夏の夜の夢』『三文オペラ』や『ミステリヤ・ブッフ』(加藤直構成・演出)に出演。オペラシアターこんにゃく座『どんぐりと山猫』『北守将軍と三人兄弟の医者』などに打楽器奏者として出演、その他舞台音楽を担当するなど、演技、演奏、作曲の分野で活動。世田谷パブリックシアター＠スクール公演『うっかり、ちょっと、きのこ島』『どっとこむ商会』にも出演。『にんぎょひめ』は07年初演からの出演となる。